心療内科の受診はなるべく早いほうがいい
“心の風邪”に形容されることもあるうつ病ですが、うつ病は実際の風邪のように数日間安静にしたからといって簡単に治る病気ではありません。
放置する期間が長くなることによって、重症化する可能性がどんどん高くなるのです。
特に80歳以上の高齢者では、うつ病によって記憶力が低下したとしても、老人特有の単なる物忘れだと周りが勘違いすることがあります。
しかしうつ病を起因として自殺する人はかなり多いのです。
アメリカでは年間に自殺した人のうちの約6割にうつ病の症状があったという調査結果があります。
多岐にわたる悩みを抱え、八方塞がりになると自ら命を絶つケースもあるだけに、うつ病は初期症状を見落とさないことが重要です。
仙台市の青葉通りにあるマドレクリニックという心療内科では、まだ症状がほとんど目立たないうつ病患者の治療にも取り組んでいます。
うつ病が重くなると脳の形が変形してしまい、完治させるのが困難になるからです。
うつ病はまず不眠の症状から表れることが多いため、マドレクリニックの医師や看護師は患者の睡眠状態を注視します。
また睡眠障害をこじらせると、食欲障害と合併するケースがほとんどなので、患者が食事をとる頻度やメニューについても念入りに確認します。
気分が極端に落ち込む状態がうつ病に対する一般的な認識ですが、その初期症状は普段の睡眠や食事に表れているのです。
不本意な死に方を選ばないために一人で悩みを抱えている人は、専門のクリニックで相談してみることが推奨されています。