透析病院のスタッフは対応が温かい

透析患者さんは通常は週に3回、1回4〜5時間かけて透析をします。患者さんたちが辛いのは、大雨の日も寒い日も猛暑の日も通院しなければならないこと、畳の針のような太い針を刺すときの痛み、5時間ほどの間ベッドに寝て過ごさなければいけないことなどがあげられます。しかしそれ以外にも、一見元気そうに見える患者さんたちは、周りの人の理解がないことを嘆き悲しむことが多いです。「1日に4時間もベッドで寝ていられるんだ、いいね」、「元気そうなのに、障碍者手帳を持ってるんだ。医療費が安く済んで良いね」などと言われることも少なくありません。言った人は悪意があって言ったのではないにしろ、このようなことの方が辛いという人も多いです。

多くの透析病院では、ベルトコンベヤー式に針を刺して行き、患者さんはぼーっと天井を眺めているだけです。しかしこの透析クリニックでは、スタッフが患者さんとお喋りをして気持ちを和らげてくれます。上記のような悔しかった出来事をスタッフに吐き出すことで、患者さんはこれから様々なことを乗り越えていく力に変えています。どんなに優れたロボットでも、人間の心のこもったケアには勝てないはずです。